自作「一問一答式」勉強法

高校受験で県内トップの進学校に不合格となるも難関私立大に合格した現在の食品メーカーに勤務するOさんの歴史学習方法です。

友人にが学習方法を聞くも理解できない

元々暗記自体は得意な方でしたが、日本史や世界史はカバー範囲が広く、理解を深めながらの暗記に限界を感じていました。
こと世界史は苦手意識が強かったのでなおさらでした。

教科書や参考書を読んでも全く頭に入ってこず、その科目が得意な友人に聞いても「ストーリー声がわかれば理解は早い」など、私にとってはちんぷんかんぷんなことばかり。
全体像を把握できていないので、部分的な暗記では歯が立たないことは理解していたので、何か良い勉強方法はないものかと思っていました。
その時ふと、成績の良い従兄弟が実践している勉強法を思い出したのです。

ルーズリーフで一問一答問題集を作成

それは、自分自身で「一問一答式」の問題を作成し、繰り返し解くというものでした。
ルーズリーフノートの右端1/4程度部分に線を引き、左側に問題、右側に回答を書き込むというものです。
学校のテストであれば使用教科書、模試対策などであれば主に使用している参考書をベースに作成します。

この勉強法にはポイントが2つあります。
1つめは「自分で問題を作成する過程において、理解を深める」ことです。
問題を実際に作成してみるとわかるのですが、これが以外と難しいのです。
いわゆる要約力を必要とするので、おのずと繰り返して読むことにより、頭に入りやすくなってきます。

2つめのポイントは、反復して解くことができることです。
最初は自分で作った問題だから回答を覚えているだけでは?と疑心暗鬼でしたが、驚くほど頭に残るものです。

難関私立大に合格

この勉強法を初めてからというもの、一言で言うと成績が安定しました。
これまでは、得意分野が出題されると成績が上がり、逆は下がる…と乱高下でしたが、それが無くなったことはひとつの強みになりました。

成績は常にトップクラスを維持できましたし、記念受験と親から笑われた難関私立もどうにか合格することができました。
周りからも驚かれ、どうやって勉強していたの?とよく聞かれました。

もちろんこの方法を教えたのですが「そんな面倒くさいことをやっていたの?」と言われましたが、慣れてみると簡単ですし楽しいものです。
この方法の良いところは何といっても反復できるところですし、苦手な問題はそれだけリストアップしておけば、テスト前などにささっと見返すことも。
自分が使いやすいようにカスタマイズできるのもポイントです!