中間一貫校がかえって仇に
母親が教育ママだったため、幼少期から公文・そろばん・水泳・ピアノを習わされました。
小学校4年から学習塾に通い、中学受験をし、中高一貫の女子校に進学しました。
6年間受験がないため遊びほうけ、大学受験で苦労したものの、現役で私立大学に進学・卒業しました。
好きだったはずの英語が苦手に
小学生の時にすこしだけ公文で予習をしていたこともあり、中学のスタートダッシュはばっちりでした。
偏差値70ほどの私立の女子中でしたが、定期テストはいつも90点前後を3年間キープしていました。
試験範囲の英文を何度も音読して暗記します。
新出文法を含む例文や、熟語を含む文章は徹底的に覚え、書けるようにしていました。
高校に進むと、文章の量が急激に増え、新出単語が増えました。
文法はすんなり頭に入るものの、もともと暗記が苦手な私は、
単語が覚えられず、成績はどんどん下がっていきました。
大学受験を意識し始めた大学2年の夏ころには、英語に苦手意識を持っていました。
語彙を増やすことでレベルアップ
苦手な原因は単語の語彙力であることが明らかだったので、単語を覚えることにしました。
学校で支給されていた英単語ターゲット1900を使用しました。
出題されやすい単語順に並んでいるので、前から順に覚えていけばオッケーです。
1か月100個ずつ単語を覚えることを目標に立て、毎月1日は3個、2日は前日の3個の復習と当日分の3個で6個、
3日は6個の復習に当日分3個で9個・・といった形で、復習をしながら覚えていき、月末に100個まとめて
書き取りテストを行いました。
間違えたものは20回ずつ練習し、再テストです。
高2の秋から始めて、受験期には1200ほどの単語を覚えました。
センター試験を受けるには十分なレベルに達しました。
成績が上がることが快感に
もともと文法は理解出来ていたので、単語を覚えるにつれ、英文を見ると意味がわかるようになり英語が好きになってきました。
熟語も非常に重要で、文法問題を解くには必要不可欠でした。
定期テストの成績が徐々に上がり始め、模試も偏差値55~60くらいは取れるようになってきました。
面白いようにあがっていく成績は快感です。
高3の秋からはセンター試験の過去問を繰り返し行い、初めは100点前後だったものが年が明けた頃には160~180点を安定して取れるようになりました。
満を持して受けたセンター試験の結果は、174点でした。
苦手科目としていた英語が得意科目になっていました。
おかげでセンター試験利用で受けた私大の理学部、2校とも合格できました。